借金返済のため介護職とコンビニを約1年間掛け持ち|収入が増えても辞めた理由

副業・収入

これまでの記事では、約300万円あった借金や債務を、現在の2社・約140万円まで整理してきた経緯や、今後の返済計画について書いてきました。

借金を早く減らすためには、支出を抑えるだけでなく、収入を増やす必要があります。

そこで私は、介護職として働きながら、コンビニの仕事を約1年間掛け持ちしました。

本業の給料に副業収入が加わったことで、返済や生活費に回せるお金は確実に増えました。

一方で、二つの職場を掛け持ちする生活を続けるうちに、収入以上に負担が大きくなっていきました。

最終的には、固定シフトのコンビニ勤務を辞め、現在は配達、単発の仕事、不用品販売など、予定に合わせて動ける副業へ切り替えています。

この記事では、借金返済のためにコンビニ副業を始めた理由、介護職との掛け持ちで大変だったこと、収入が増えても辞める決断をした理由について書きます。

本業の給料だけでは返済スピードを上げにくかった

私が副業を始めた一番の理由は、借金を早く減らしたかったからです。

当時は複数の借入先や支払先があり、毎月の返済を続けても、思うように元金が減らない状態でした。

返済を止めることはできませんが、本業の給料だけで生活費と返済を両立すると、毎月追加で返せる金額には限界があります。

支出を見直すことも必要でしたが、節約だけで増やせる金額には上限があります。

そこで、介護職の勤務がない時間を使い、コンビニで働くことにしました。

月によって勤務回数や収入に差はありましたが、本業だけで働いていたときより、返済や生活費に回せるお金は増えました。

副業で稼いだ分を返済に充てられたことは、借金を整理するうえで大きかったと思います。

コンビニ副業を始めたきっかけ

私がコンビニで働き始めた直接のきっかけは、自分から固定バイトへ応募したことではありませんでした。

最初は、単発バイトアプリに掲載されていたコンビニの求人へ応募し、その日だけ働く予定で店舗へ行きました。

私は学生時代にコンビニでアルバイトをした経験がなく、その勤務が初めてのコンビニ業務でした。

レジ、品出し、清掃などの基本的な仕事を教わりながら勤務したところ、仕事が終わる頃に店舗の方から、

「固定のアルバイトとして働かないか」

と声をかけてもらいました。

最初から長期で働くつもりだったわけではありません。

単発勤務で偶然訪れた店から声をかけてもらったことが、約1年間続けることになるコンビニ副業の始まりでした。

現在の介護職へ転職したばかりの時期だった

コンビニから声をかけてもらった当時、私は現在の介護施設で働き始めたばかりでした。

新しい職場では、利用者の状態、職員の名前、勤務の流れ、施設独自のルールなど、覚えなければならないことが多くあります。

同じ介護職でも、施設が変われば仕事の進め方や職場の雰囲気は変わります。

新しい職場で今後うまく働いていけるのか、仕事を続けられるのかなど、さまざまな不安を抱えていた時期でした。

生活面も、仕事も、まだ安定したとは言えない状態でした。

その中でコンビニから固定勤務の話をもらい、収入源を一つ増やせることには大きな安心感がありました。

借金や支払いも残っていたため、本業以外から定期的な収入を得られることは、自分にとって魅力的でした。

新しい介護施設での給料だけに頼るよりも、副業収入があった方が、返済や生活費に余裕を持てると考えました。

また、単発勤務をした際に店舗の方から直接声をかけてもらえたことで、

「未経験でも働けるかもしれない」

「自分の働き方を評価してもらえたのかもしれない」

という気持ちもあり、固定アルバイトの誘いを受けることにしました。

本業と副業の両方を同時に覚えることになった

固定アルバイトとして働き始めたものの、私は学生時代にコンビニで働いた経験がありません。

そのため、介護職では社会人経験があっても、コンビニでは完全な新人でした。

通常のレジ対応だけでなく、公共料金の支払い、宅配便、商品の補充、清掃、各種サービスへの対応など、覚えることは想像していた以上に多くありました。

お客さんが少ない時間に品出しや清掃を進め、レジに人が並べばすぐに接客へ戻ります。

複数の業務を並行して進めながら、その場で優先順位を判断する必要がありました。

一方、本業でも現在の施設へ転職したばかりだったため、利用者の情報や職場のルールを覚えている途中でした。

つまり当時の私は、介護施設とコンビニという二つの職場で、ほぼ同時に新しい仕事を覚えていたことになります。

現在振り返ると、仕事も生活も不安定な時期に、さらに新しい仕事を増やすという、かなり負担の大きい選択でした。

それでも当時は、不安があるからこそ、収入源を増やしておきたいという気持ちが強くありました。

単発勤務から固定勤務になったメリット

単発バイトの場合、自分の都合に合わせて働きやすい一方で、毎月安定して仕事が見つかるとは限りません。

固定勤務になれば、決められた日に出勤することで、ある程度継続した副業収入を得られます。

当時の私は、新しい職場での生活がまだ安定していなかったこともあり、定期的に副業収入が入ることを心強く感じていました。

単発で一度働いただけの店から声をかけてもらえたこともうれしく、その期待に応えたいという気持ちもありました。

結果として、コンビニ勤務は約1年間続きました。

借金返済や生活費の面では、固定収入が増えたことに助けられました。

一方で、本業と副業の両方に決められたシフトがあることで、次第に休息や自由な時間を確保することが難しくなっていきました。

始めた当初は安心材料だった固定勤務が、続けるうちに負担へ変わっていったのです。後ほど詳細は説明致します。

学生時代はコンビニで働いた経験がなかった

私は学生時代にもアルバイトをしていましたが、コンビニで働いた経験はありませんでした。

コンビニは身近な存在だったため、仕事を始める前は、レジや品出しが中心の仕事というイメージを持っていました。

しかし、実際に働いてみると、想像していた以上に覚えることが多くありました。

通常のレジ対応だけでなく、公共料金の支払い、宅配便、チケットや各種サービスの受付、商品の補充、清掃など、短い時間の中で複数の業務へ対応する必要があります。

お客さんが少ない時間には品出しや清掃を進め、レジに人が並べばすぐに接客へ戻ります。店内の状況を見ながら、何を先に行うか判断しなければなりませんでした。

学生時代からコンビニで働いていた人にとっては当たり前の業務かもしれませんが、私にとっては、介護職として就職した後に初めて経験する仕事でした。

本業を終えてから、または本業の休日を使って働きながら、新しいレジ操作や店のルールを覚える必要がありました。

介護職では経験年数が増えていましたが、コンビニでは新人です。

本業ではある程度判断できる立場でも、副業先では一から仕事を教わり、分からないことを確認しながら覚えていきました。

社会人になってから未経験の仕事を始めることには、不安や難しさがありました。

一方で、自分が介護以外の仕事にも挑戦できたことは、自信にもなりました。

コンビニ勤務を経験したことで、普段何気なく利用していた店舗が、多くの業務と店員の判断によって成り立っていることも分かりました。

借金返済のために始めた副業でしたが、収入を得るだけでなく、これまで経験してこなかった接客や店舗業務を学ぶ機会にもなりました。

ただし、未経験の仕事を覚える負担と、本業を続ける疲れが重なったことも事実です。

新しいことを覚えるには集中力が必要ですが、本業で疲れた状態では、簡単なことでも頭に入りにくい日がありました。

学生時代のようにアルバイトを中心に生活するのではなく、フルタイムの介護職を続けながらコンビニの仕事を覚えることが、今回のダブルワークの難しさの一つでした。

介護職とコンビニはどちらも人と接する仕事

介護職とコンビニは、仕事内容が全く違うように見えます。

しかし、実際に掛け持ちしてみると、共通する部分も多くありました。

どちらも立っている時間が長く、人と接する仕事です。

介護職では、利用者への介助、声かけ、記録、職員同士の連携などを行います。

コンビニでは、レジ、接客、品出し、清掃、商品の補充、宅配便や各種サービスへの対応などがあります。

どちらの仕事でも、相手の状況を見ながら動き、間違いがないように集中する必要があります。

介護の仕事で疲れた後にコンビニへ行っても、静かに一人で作業できるわけではありません。

お客さんへの対応が続き、店の状況に合わせて動く必要があります。

本業と副業の両方で、人に気を使い続ける生活になっていました。

副業収入が入る安心感はあった

コンビニ副業を始めて良かったこともあります。

一番分かりやすいのは、収入が増えたことです。

本業の給料だけでは余裕がない月でも、副業収入があることで返済や生活費を補うことができました。

働いた時間に応じて収入が入るため、返済を進めている実感も得やすくなりました。

また、本業以外の職場で働いたことで、介護以外の接客や業務を経験できたことも意味があったと思います。

コンビニでは、短い時間の中で複数の業務を同時に進める必要があります。

レジにお客さんが並んでいる間にも、店内の状況を見て、品出しや清掃の優先順位を考えなければなりません。

仕事の進め方や接客について、本業とは違う経験を積むことができました。

本業が休みでも休めない生活になった

副業収入が増えた一方で、自由に使える時間は減っていきました。

介護職は、早番、日勤、遅番、夜勤などがあるシフト勤務です。

毎週同じ曜日が休みになるわけではありません。

本業が休みの日にコンビニ勤務を入れると、予定表の上では休日でも、実際には仕事へ行くことになります。

一週間を振り返ると、本業か副業のどちらかで、ほぼ毎日働いている時期もありました。

勤務時間だけを見れば短くても、出勤準備や移動時間も必要です。

仕事が終わって帰宅した後は、食事、入浴、洗濯などを済ませなければなりません。

結果として、睡眠や休息に使える時間が少なくなっていきました。

二つの職場のシフトを調整する難しさ

掛け持ちで大変だったことの一つが、シフト調整です。

本業の介護職は、勤務時間が一定ではありません。

翌月の勤務表が確定するまで、副業に入れる日を決めにくいこともありました。

反対に、コンビニのシフトを先に決めた後で、本業の予定や用事が入ると、調整が必要になります。

本業で早番が終わった後に副業へ行くこともあれば、副業の翌日に早番で出勤することもあります。

時間上は勤務できても、十分に休めるとは限りません。

シフト表の空いている時間をすべて仕事で埋めると、体を回復させる時間がなくなります。

副業を始めた当初は、空いている時間を働く時間として考えていました。

しかし、続けるためには、何もしない時間や休む時間も予定として確保しなければならないと分かりました。

二つの職場のルールと人間関係を抱える負担

ダブルワークの負担は、労働時間だけではありません。

職場が二つになれば、それぞれのルール、連絡、人間関係を抱えることになります。

本業で仕事上の問題があっても、副業へ行けば気持ちを切り替えなければなりません。

副業先で嫌なことがあっても、翌日は本業へ出勤します。

どちらか一方だけなら、休みの日に気持ちを整理できます。

しかし、本業の休みを副業に使っていると、精神的に仕事から離れる時間が少なくなります。

介護職もコンビニも、人との関わりが中心です。

本業で人に気を使い、副業でも接客を続ける生活は、想像していた以上に疲れました。

収入だけを見れば辞めない方がよかった

収入だけを基準に考えれば、コンビニ勤務を続けた方が良かったと思います。

働けば、その分だけ給料が増えます。

借金返済中の自分にとって、追加収入がなくなることには不安もありました。

辞めた後に、

「もう少し続ければ、さらに返済できたのではないか」

と考えることもありました。

しかし、本業と副業の疲れが重なり、本業での集中力が落ちたり、体調を崩したりすれば、結果的に大きな損失になります。

副業のために本業を休むことになれば、本末転倒です。

借金返済は、1か月だけ無理をして終わるものではありません。

完済まで収入を維持し、返済を続ける必要があります。

短期間で稼げる金額より、長く続けられる働き方を選ぶ方が重要だと考えるようになりました。

約1年間でコンビニ副業を辞めた理由

コンビニ副業を辞めた一番の理由は、固定された勤務を本業と両立する負担が大きくなったからです。

コンビニの仕事そのものを否定しているわけではありません。

収入面では助けられましたし、接客や店舗業務を経験できたことも良かったと思います。

ただし、現在の自分には、決められた曜日や時間に継続して入る副業が合わなくなっていました。

介護職の勤務や体調に関係なく、副業のシフトがあれば出勤しなければなりません。

疲れている週でも、簡単に休むことはできません。

借金を返すために始めた副業で生活全体が崩れれば、返済を続けることも難しくなります。

そこで、固定シフトのコンビニ勤務を約1年間で辞めることにしました。

現在は予定に合わせられる副業へ切り替えた

コンビニ勤務を辞めた後、副業そのものを完全にやめたわけではありません。

現在は、主に次のような方法で収入を増やしています。

  • フードデリバリー
  • タイミーなどの単発勤務
  • スポット型の作業
  • 不用品の販売

固定シフトの仕事と違い、自分の予定や体調を見ながら働く日を決めやすいことが利点です。

本業の勤務が続いて疲れているときは休み、体力と時間に余裕がある日に働けます。

一方で、毎月決まった金額を稼げるわけではありません。

仕事が少ない日や、思ったほど収入にならないこともあります。

天候や時間帯によって、効率が大きく変わる副業もあります。

固定シフトと単発副業には、それぞれ長所と短所があります。

現在の自分にとっては、収入の安定性よりも、本業と体調に合わせて調整できることを優先しています。

不用品販売も立派な返済資金になった

働く以外にも、自宅にある不要な物を販売しました。

使っていない物をフリマアプリなどで売れば、部屋を整理しながら返済資金を作れます。

当然ですが、何度も継続して稼げる方法ではありません。

売る物がなくなれば収入も止まります。

それでも、使わずに保管している物を現金に変え、そのお金を返済へ回せることには意味があります。

新しい副業を始める前に、自宅の不要品を整理することも、借金返済の方法の一つだと思います。

副業は時給だけで選ばない

副業を選ぶとき、最初に目に入るのは時給や報酬です。

しかし、実際に残るお金や負担を考えると、時給だけでは判断できません。

たとえば、勤務先まで往復1時間かかる場合、実際には勤務時間以上に時間を使っています。

交通費や食事代が自己負担なら、その分だけ手元に残る金額も減ります。

副業を比較するときは、次の点も考える必要があります。

  • 移動時間
  • 交通費
  • 出勤準備にかかる時間
  • 本業への影響
  • 睡眠時間
  • 精神的な負担
  • シフトの自由度
  • 継続できるか

表示されている時給が高くても、移動や準備に時間がかかれば、実際の効率は下がります。

反対に、自宅の近くで短時間働ける仕事なら、時給が少し低くても続けやすい場合があります。

副業で本業を壊さないことが最優先

借金があると、休んでいる時間がもったいないと感じることがあります。

空いている時間があれば、働いて返済に回したくなります。

しかし、睡眠や休息まで削り続けると、どこかで限界が来ます。

本業は、毎月安定した給与を得るための中心です。

副業のために本業へ遅刻したり、仕事の質が落ちたり、体調を崩したりすれば、返済計画そのものが崩れます。

副業は、本業と生活を守ったうえで行う必要があります。

今の私は、働ける日をすべて副業で埋めるのではなく、休む日を確保しながら追加収入を作るようにしています。

コンビニ副業を経験して学んだこと

約1年間のコンビニ副業を通して、収入を増やすことの大切さと、働きすぎる危険の両方を経験しました。

副業収入がなければ、返済が進まなかった時期もあったと思います。

一方で、お金を増やすことだけを考え、休む時間を削り続ける方法は長く続きませんでした。

借金返済では、一度だけ大きく返すことも重要ですが、毎月安定して返済を続けることも重要です。

そのためには、収入だけでなく、体力、睡眠、仕事の継続性まで考える必要があります。

副業は、人生の中心ではなく、目的を達成するための手段です。

副業を続けること自体が目的になり、本業や生活が崩れてしまわないようにする必要があります。

まとめ

私は借金返済を進めるため、介護職とコンビニ勤務を約1年間掛け持ちしました。コンビニで働き始めたのは、自分から固定アルバイトへ応募したことがきっかけではありません。単発バイトアプリを利用して訪れた店舗から、固定勤務に来ないかと声をかけてもらったことが始まりでした。当時は現在の介護施設へ転職したばかりで、仕事も生活もまだ安定していない時期でした。借金や支払いも残っていたため、定期的な副業収入を得られることに安心感があり、誘いを受けました。本業以外の収入が入ることで、返済や生活費に回せるお金は増えました。接客や店舗業務を経験し、介護とは違う職場で働けたことも、自分にとって意味のある経験でした。一方で、本業の休日を副業へ使う生活が続き、睡眠や休息の時間が減っていきました。二つの職場のシフト、ルール、人間関係を抱える負担もありました。収入だけを見れば続けた方が良かったかもしれません。それでも、副業によって本業や生活が崩れる前に、固定シフトのコンビニ勤務を辞める決断をしました。現在は、配達、単発勤務、スポット型の仕事、不用品販売など、自分の予定や体力に合わせやすい方法へ切り替えています。副業は、稼げる金額だけで選ぶものではありません。本業を守り、生活を壊さず、完済まで続けられる働き方かどうかが重要です。借金返済のためには収入を増やす必要があります。しかし、休む時間まですべて仕事に変え、本業と副業の両方が続かなくなれば、返済も止まってしまいます。今後も無理に働く日数を増やすのではなく、自分の状況に合った副業を選びながら、2027年夏までの完済を目指します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました